(コラム)SNS運用準備とリサーチ:ターゲット設定から企画立案まで

データで見る今、戦略で描く未来

京都ホテル観光ブライダル専門学校では、SNS運用の「準備」と「リサーチ」をテーマとした実践的な講義を行っています。ターゲットに合わせたSNSの選び方や、実際の動画制作に向けた企画立案に焦点を当てた内容です。

講義の冒頭では、最新の調査結果が共有されました。宿選びの重視点は景色、食事、サービスなど、滞在そのものが目的となる宿が選ばれる傾向。2026年の旅行トレンドとして、1つの旅行で複数のホテルに泊まる「ホテルホッピング」が注目されています。

SNS運用の基本戦略では、「やってはいけないこと」を確認。いきなり始めること、バズることだけを狙うことはNGです。重要なのは「誰に(ターゲット)」「何のために(目的)」を明確にし、顧客が求めている情報を発信することです。

プラットフォーム選びでは、具体的な利用者数データを用いて解説されました。Instagramは現在40代の利用者が最も多い。TikTokのユーザー平均年齢は36歳で、幅広い世代にリーチできるツールへと変化しています。Facebookは世界的に30億人以上が利用し、インバウンド向けに非常に有効です。

投稿を始める前に、競合や人気投稿を調べる「リサーチ」が重要です。投稿頻度、動画の編集スタイル、コメント欄でのやり取りなどを分析します。「ホテルでやってはいけないこと」など、共感や興味を引く具体的な投稿例が紹介されました。

学生たちはグループに分かれ、次回の実技に向けた企画を立案。京都市役所、本能寺、鴨川、先斗町など学校周辺のスポットを候補に、VLOG形式、学生インタビュー、ホテルの魅力紹介など、ターゲットに合わせた構成を「絵コンテ」に落とし込む作業を開始しました。

データに基づくプラットフォーム選択と、顧客視点でのコンテンツ企画。戦略的なSNS運用の第一歩がここにあります。

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